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パク・サンオンからの“THE MUSICAL”の話#15(最終回)

2010年8月希望に膨らんだ気持ちではじまった“ザ・ミュージカル”の撮影。
1年余の撮影期間を経て、とうとう2011年9月から放送がはじまり、今日..今その最後の会が放送される。撮影期間での楽しい記憶、つらい記憶が混在する今…やはり最後という言葉はいつでも妙な気持ちを響かせる。
カーテンが開き華麗なドレスを纏ったウンピの登場からはじまる舞台。国際ミュージカルフェスティバルのテグ審査公演会場だ。いらいらしながら結果を待つ“チョンダム洞九尾狐”チーム。カンヒの提起した作品の公演権にたいする非難から落選の危機を迎えながらも、ユジンの迅速な処置でその非難をしりぞけ1等に輝く。歓声を上げ喜ぶ団員達を不満げにながめるカンヒは、ユジンの祖父に電話をかけユジンに対する話をする。表情が固くなるユジンの祖父。
カンヒの電話のためか、ユジンは本社から発令が出たという通告を受ける。祖父を訪ね理由を訪ねるが合意点を見いだせず、結局ユジンは会社をやめる。 “チョンダム洞九尾狐”公演を妨害する企ては進み、ユジンの後のミュージカルファンドの代表は任命されるやいなや、作品の公演を考えている会場のすべてを縮小するよう指示する。公演ができなければ支援金はもちろん、1等の受賞資格さえも剥奪されてしまう危機。これに対しユジンが個人的に舞台制作に参加する意思を明らかにする。“チョンダム洞九尾狐”中断の危機は再びまぬがれた。
モンテ伯爵の公演会場
華麗な舞台で成功裏に舞台を終えるカンヒ、やはり素晴らしい舞台を見せる彼女だ。舞台が終わり、化粧室でいつものように歌を歌いながらあとかたずけをする中、急に声がおかしくなる。歌が歌えない。 声が回復するまで音を出してはいけないという医師の言葉に、カンヒは絶望する。泣き声さえ出ない。 舞台と主人サンウォンのもとから去ろうとするカンヒ、しかしサンウォンの深い愛に気持ちを入れ替えるのだった。
そして、いつも彼女の家に応援メッセージのついた牛乳を置いて行くのがウンピと知り、面倒なためいつも猫にだけ飲ませていたその牛乳を今日はじめて自分も飲む。
しばらく時間が経つた後 ユジンは再び祖父を訪ね、中国支社長として滞在している父を手伝うという。 ただの片思いに終わると思われていた、ラギョンとチュンヒョクは結実をむすぶ。 ウンピは酒に酔ったジェイに口ずけ、酔いからさめたジェイはウンピを固く抱きしめる。結局二人が結ばれる瞬間が訪れる。
このように私の初出演ドラマ“ザ・ミュージカル”は大団円で幕を閉じる。
ふとM5メンバーと何ヶ月間共に歌、演技を練習した記憶がよみがえる。懸命に努力したものの私の力不足を思い知らされたこの作品...物足りない気持ちはいくら話してみても充分ではないが、またその分感謝する気持ちも大きい。
ドラマが予想された期待以上の成功ではないかもしれないが、幼い頃の小学校の入学式、はじめての遠足、はじめての運動会、それらを忘れることができないよう...結果の善し悪しを離れ、私にとっては貴重な初ドラマだった。
2012年はもっと俳優としてかっこ良く活躍することを約束しこの期間、私の末筆を読んでいただいたみなさんに感謝いたします。

パク サンオン